ちょっと真面目に。

今年の3月の事なんですが、高知県のくろしお鉄道宿毛線で特急列車が止り切れず駅舎に突っ込むと言う事故がありました。地方のニュースだったし現在のオイラの地元での出来事だったので全国的にどれだけ取り上げられたのかは知らないんで、全国の人がどれだけこの事故の事を覚えているかオイラは分かりませんがね。
今日、その宿毛線の再開が報じられました。地域の住民の方々からの厚い要望が寄せられた中、喜ばしいニュースだと思います。
しかし、その一方、原因は解明されてない点があったりで何ともスッキリしないんですけどね。ただ、鉄道の安全設備として不備があったのが一因を担ってたとは言われてます。それはATS。福知山線の事故のニュースで結構有名になりましたよね?宿毛線の場合、特急が最高速度で駅に入線しても止まり切れる様に設定されてなかったとか。
で、ふと思いました。この時のこの事例がいち早く全国に普及し鉄道会社が早急に対応をしていれば。。。そう、あの福知山線の事故が防げたのではないかと。
あの事故以来、線路脇を走るだけでもドキドキしてしまう。ましてや、乗ったら。。。普段車移動の多いオイラだからこれくらいですむけど、毎日使う人はたまらないでしょうね。まぁ、実際は自動車事故の方が鉄道事故よりも遥かに件数が多くって危ない訳ですが、鉄道は公共移動手段。便利性・快適性が求められるが、やはり同時に安全性は高く求められる。鉄道会社は他の事故を他岸の火事くらいに思わずにしっかりと自分達の事と思って対応をしてもらいたいですね。そして、やっぱり安心して利用出来るものにしてもらいたいですな。
まぁ、何はともあれ再開の目処が立って良かったです。オイラには直接関係ないですが、やはり住民の足の事を考えたら喜ばしい話題ですね。